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 ホームページを見て頂いた企業様からキーレス錠に交換する見積り依頼をいただいた。

 自社ビル内の事務所出入口のカギを便利で使いやすいキーレス錠に交換したいとの事だ。

 会社内でも入退室の頻度が多い場所なので、カードや携帯電話をカギとして使え、

室内側からはボタンひとつ押せば解錠する iNAHOのインターロックをおすすめして見積金額に

OKを頂いた。

 

 今回、インターロックに交換するにあたって ACアダプターから電源の供給をさせたいという事で、

ドア枠付近にコンセントを増設する必要があるのだが、依頼主の企業様は、電気設備や通信設備を

本業とされているということで、コンセントの増設はお任せした。

 後日、 コンセントの設置完了のご連絡を頂いたので、交換作業に取り掛かった。

 まず、ドア内部に通線するため現在ついてる錠前(GOAL-LX)を取り外して、通電金具を取り付ける位置に

ホールソーで穴を開けた。



  ドア内部の通線が完了したので、通電金具を取り付けていく。ACアダプターをどこに収めるかで

悩んだのだが、後々のメンテナンス等がしやすいように、コンセントのベースプレートの上に

露出タイプの一個用スイッチボックスを重ねて設置しその中に ACアダプターを収めた。



 ドア側の通電金具を取り付けて結線し、錠前までの電源用配線は、完成。

写真は撮り忘れたのだが、このあとはドアの閉扉信号用のマグネットセンサーを取り付け、

既存の錠前本体(GOAL-LX)をグリスアップしてネジの緩みがないかチェックしてからドアに取り付けた。



 お次ぎは、外側のリーダー部分と本体を取り付けるベースプレートを配線の抜け位置を確認しながら

取り付けていき、配線を圧迫しないように本体を取り付け、取付作業は完了した。

 ブレーカースイッチを入れ、インターロックを起動させ初期設定のまま動作確認を行う。

 ACアダプターから電気を供給しているため動作は、パワフルでスムーズだ。

  

 ACアダプターから電気を供給しているので通常時は電池は必要ないのだが、

停電時にバックアップ電源として自動で電池駆動に切り替わるため、停電時でも問題なく作動するように

作られている。さらにこの電池が切れても、外側のリーダー部分の電極に角型電池を押し当てて、

電気錠を動かすことができる。 なかなか、良く考えられたシステムだ。

 また、㈱フキのインターロック特設サイトから、管理ソフトを無料でダウンロードすることができ、

パソコンとUSBケーブルで繋ぐことにより、カード又は、おサイフケータイを登録していく時に

名前を付けていくことが可能なため、後で特定のカードだけ、簡単に無効化することができる。

 また、なにか入室に関連した問題が発生した場合、その時点から3000件の動作履歴を

確認することができます。

 管理ソフトを使うことによってインターロックの拡張性はかなり広がります。

(他メーカーの商品では管理ソフトが有料で高価なものが多いです)

 担当者様に使用方法を確認して頂き全作業完了とした。



カギ交換 ・ カギの取り付け ・ カギの修理は、ぜひ、住吉ロックサービスにお任せ下さい。



インターロック特設サイトは、こちら http://fuki4169.com/interlock/index.html

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