鍵取り付け iNAHO インターロック + MIWA DA

 いつもお世話になっている不動産管理会社様からのご依頼です。

 管理されているマンションのオーナー様宅に自動施錠機能の付いたカギを取り付けたいのだが、

閉め出されないように、暗証番号等で開けられるようなカギが良いという事で、

iNAHO の インターロック をお奨めした。

 インターロックは、非接触型のリーダーを装備していて、おサイフケータイや、

フェリカカード・マイフェアカード等の電子マネーカードをかざすだけで解錠でき、4ケタから 12ケタの

暗証番号を設定できる最新の機能が付いたカギです。これをお客様におすすめしてOKを頂いた。



 通常、インターロックを取り付ける場合、既存の錠前を利用して取り付ける事ができる場合も

多く有るのだが、今回のケースでは 既存の錠前の種類と形状により利用できないため、

現状付いている既存の鍵のすぐ上に新しい錠前を取り付ける事になった。



 お客様が使いやすい位置に取り付けたいため、以前に追加で取り付けたドアガードを外して、

その場所に取り付ける事にした。

 まず、ドアの上から下まで付いているこじ開け防止用のガードプレートを外し、錠前を取り付ける場所を

決定して、ケガキを入れて加工していく。 錠前本体には、MIWA DA を選択し、

今回の既存の鍵のバックセットが76ミリ(扉の端から鍵穴の中心までの距離)のため、

新しく取り付ける鍵も同じバックセットに合わせた。これで錠前の中心が1本の軸線上に美しく並ぶ。

中心がずれても気にならないと言うお客様も多いが、私は気になる方なので、合わせられるのであれば

合わせる方をお奨めしたい。

 ドアの側面に錠前本体が入る穴を加工して、次に鍵穴部分の穴を加工する。



 次に錠前を取り付ける部分に合わせて、ガードプレートの方も加工し切り取る。



 錠前を仮付してから、カンヌキ(デッドボルト)の位置を枠側にマーキングして、これを起点として

受座の位置を決めて加工していきます。こんかいインターロックは電池で駆動(ACアダプターによる

電源供給も可能です) させるため、少しでもカンヌキが受座に、こすったりすると 電池の消耗が速いので、

入念に確認しながら加工します。



 次に扉の開閉信号用のマグネットセンサーを取り付ける。 今回 錠前本体がバックセット76ミリなため、

付属品のマグネットセンサーでは届かないので、オプション品の別付部品で対応する。(白い円形の部品が

マグネットセンサーです。)

 インターロック表側のリーダーからの配線を通しながら錠前本体を取り付けます。表側のリーダーを

取り付けてから室内側のボディー部と配線を接続し、ボディ部を取り付けます。



これで、扉への取り付け作業は完了したので、乾電池を入れ起動させます。

パナソニックのエボルタを単三で4本使用しました。(世界一長寿命を誇るアルカリ乾電池)

まず、暗証番号を登録し、次にカードとリモコンを登録して準備完了です。



 お客さまに説明しながら最終的な動作確認を行います。 まずは、暗証番号での解錠から確認します。

 ウェイクアップボタンを2度押すとランダムに2個の数字が出てきますこれを指先で押して消すと

全部の数字が点灯し暗証番号を入力し、最後に「*」ボタン押すと解錠します。

 最初に出てくるランダム数字は 2ケタ~4ケタで設定でき,ランダム数字を押す事により、

押している数字が分からないように工夫されています。

 次にカードを確認します。ウェイクアップボタンを押してカードを近づけると解錠します。

 おサイフケータイや別売りのシールタイプのフェリカシールも、同様に登録して使うことができます。

 最後にリモコンをチェックし、お客様にお渡しして、作業完了です。



インターロックの交換・取り付けは、ぜひ、住吉ロックサービスにお任せください。

2011-12-10

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住吉ロックサービス、代表岡田圭右のプロフィール

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