トイレ錠交換 GOAL ULW-4E

 いつもお世話になっているリフォーム店様からのご依頼です。

 ビルのトイレの鍵を、2カ所交換してほしい。できれば、簡単に開け閉めできて外からも非常時に、

開ける事の出来る鍵で、ということで見積もりをしに現場に向かった。

 

トイレに入ると昭和レトロな雰囲気が漂っていました。扉の厚みが22ミリしかないので、

迷わずスライドレバーのコイン錠(非常時にコインで開ける事のできる)をおすすめ致しましたが

外開きのドアで、手を放すと閉まるタイプのドアなので、ドアを引っ張って開ける引手を

別に付けなければならないとの事で、却下された。無理矢理でもいいから、両方ノブの鍵を

付けてほしいとの事だった。円筒錠(鍵を閉める時にノブの真ん中のボタンを押すやつ)を付ける

ということで話が進んだ。が、実際取り付けるとなると大変だった。



扉の厚みが22ミリ、円筒錠のラッチの差し込み径が21.5ミリ。寸法的にかなり厳しい。

しかもこの扉表面がホーロー張りになっていて加工が難しくなかなか手強い。

だが、扉そのものを見れば22ミリの1枚物の合板で、強度自体はかなり強い。

 完成までの作業を頭の中で整理しながら、作業を開始した。

 取り付け予定の GOAL ULW-4E は扉厚25ミリ~30ミリということと、

付いていた錠前のあとを隠す目的もあって発砲アクリル素材を使って飾り座エスカッションを

作ることにした。トイレ扉の裏表の2カ所分で合計4枚作成。



 なんとかできました。

 ここから扉の加工にはいり、まず既存の受座のセンターを基準にしてラッチの入る穴を開けて、

ドアの側面についているステンレスの板を邪魔になる部分だけカットした。そして、本体の、

入る穴を開けようとホールソーで開けようとしたが、表面がホーローのためツルツルで、刃が滑り

なかなか刃が入らない。ドリルの回転を上げ焼けつき覚悟で廻し続けたら バリッ!!と、

表面のコーティングが細かく砕けた。コーティングが外れると固いがなんとか切り取る事ができた。

なんとかラッチを押し込み、目隠し用のエスカッションを張り付けて先が見えてきたので少しホッとした。



本体を取り付けると、ドア側の加工取り付け作業終了!!!    ストライク(受座)側の加工に入った。



受座の加工はもともと本体の取り付け加工をする際にこの部品のセンターを基準にしたので、

それを基準にストライクの穴を作成した。この部品は、ステンの板を2枚合わせにした構造なので、

それぞれ加工し組み立てた。



最後にノブの動き等、動作確認して作業を終了した。完成!!



トイレ錠の交換・浴室錠の交換・カギ交換は、ぜひ、住吉ロックサービスにお任せください、

2011-10-8

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住吉ロックサービス、代表岡田圭右のプロフィール

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