2012-2-2
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■名前:岡田 圭右 ■皆様へ一言 初めまして、代表の岡田です。安心・格安・迅速をモットーに日々活動いたしております。錠前を通して、皆様の生活を守るお手伝いが出来ればと思っております。
1級認定技術資格者
戸建住宅の玄関ドアに付いているドアクローザーのストッパーの調子が悪いので、
修理または交換の見積もりをしてほしいとの事だ。ご主人様が在宅されている晩に見積もりに
お伺いすることになった。現場に到着すると、ご主人様が出迎えてくださり、現在の状況をお聞きした。
最近、ドアクローザーのストッパーが効きにくくなってきて、弱い風が吹いてもストッパーが外れて
ドアが閉まってしまう状態になり、不便なので今までのようにドアクローザーのストッパーが
使えるように修理できればベストのようだ。
取り敢えず修理できるのか分解して判断することにした。
ストッパー部分を分解すると、軸心をなめらかに動かすためのポリ製のパーツが擦り減って
見事に偏磨耗していて360度中の120度くらいが削れていた。
このために軸心のガタが大きくなりすぎてストッパーのクリックボールが外れてしまう状態だ。
ドアクローザーは MIWA M803PS-L56 という既に廃番商品になっていて現在は M600シリーズに
移行している。
偏磨耗の原因として考えられるのはドアの重量が重いことが考えられる。
このドアはタカラスタンダードが製造したホーロー仕上の鋼製ドアで、ドアクローザーのアームを外して
ドアを開け閉めして動かしてみると結構な負荷がかかっていたのがわかる。
中途半端な修理をしても無駄になってしまう可能性が高いと判断して交換をオススメすることにした。
事務所に戻ってからカタログとニラメッコして集めたデータに近いドアクローザーを選択して、
お客様に見積り金額をお伝えしてOKを頂いた。
商品発注後、2週間して入荷してきたのでお客さまにお知らせして、交換作業の日取りを決め、
お伺いすることになった。
現場に到着し、交換作業を始める。新しく選択したドアクローザーは、MIWA M603PS-L11ブラケット付。
新しいドアクローザーを組立てやすいように準備しておき、古いドアクローザーを取り外して
新しいベースプレートを取り付けていく。
ドア側に本体を、枠側にブラケットを取り付けてからアームの長さを調節してゆきます。
次にドアストッパーの位置をベストな角度に合わせてから固定します。
最終的なパラレルアームの調整はこのような感じに調整しました。
後はドアクローザーのスピードを調整して作業完了とした。
ご依頼、誠に有難うございました。
ドアクローザーの交換 ・ ドアクローザーの調整は、ぜひ住吉ロックサービスにお任せ下さい。