鍵の交換・鍵の取り付け・鍵のトラブルなど、鍵のことならどんな事でも住吉ロックサービスにおまかせください！

 いつもお世話になっている不動産管理会社様から、電話を頂いた。

 管理されているマンションから泥棒に入られたという連絡があり、早急に現場に行って見て対応してほしい

という事だ。 現場に急いで車を走らせ、被害のあったお宅にお伺いした。



 被害に遭われた入居者様からお話をお聞きしながらドアをチェックした。

 ドア・ドア枠・ドアスコープ・ドアポストには、不審な傷等は無くサムターン廻しが使われた形跡が、

見受けられなかったため、錠前のチェックを始めたのだが、施錠した瞬間、違和感を感じた。



 「動きが軽い! 何の抵抗もなく回ってしまう。」

おそらく デッドハブ(カンヌキを動かすカム形状の部品)の動きを規制する板バネが折れている。

左側の写真、サムターンを垂直から90度真横の施錠位置までもってゆき、手を放すと、

解錠方向に少し戻ってしまう。 この状態になるとカンヌキ(デッドボルト)がロックされていないため、

指で軽く押すだけで動いてしまう。 これでは、施錠・解錠が不安定な状態のため、誤作動を起こす。

 確認のため錠前を分解してゆく。



やはり、板バネが折れていました。おそらく、この故障が原因で泥棒に入られたのかもしれないが、

合鍵による侵入も、疑いの余地が残るため、この時点で分かったことを管理会社様に報告し、

入居者様に安心してもらえるように錠前を交換しようという事になった。

入居者様に、錠前を交換することを、お伝えしたところ、

「いまの鍵を交換してくれるのは嬉しいけど、もう一つ別に鍵を取り付けてほしい。自費で払うから。」

ということで、その事を管理会社様に報告して了承して頂いた。

 さっそく補助錠の取り付けから取り掛かる。

 入居者様のご希望としては、今風の鍵で、出来るだけ安くという事で、

 ウエスト社の WEST 917-554ST という補助錠を取り付ける事になった。



 この補助錠、当店で取り扱っている中で、ディンプルキーの補助錠としては、

一番安い価格で取り付ける事が出来る。 この錠前、美和ロックの補助錠 MIWA NDZ-1 と、

ビスピッチ・規格もほぼ同じため、ほぼ無加工でそれぞれに交換する事ができるため、

後々の利便性も非常に高い。

基本的な取り付け手順は MIWA U9 NDZ-1 とほぼ同じためこちらを参考にして頂ければ幸いです。

http://sumiyoshi-4169.com/packs/news/detail109.html



 寸法・位置確認をしながら、時間がかかっても一つ一つの作業をキッチリ丁寧に重ねていくのが、

私の仕事の流儀です。



補助錠の取り付け、完成でーす。

続いて既存の錠前 SHOWA 7680E を新品に交換します。



 交換作業が終了して入居者様に取り換えた鍵を手渡すと

「これで、やっと安心して眠れますわ。有難うね。」と言っていただけました。



 ご依頼有難うございました。



 補助錠の取り付け・カギの交換・錠前の交換は、ぜひ、住吉ロックサービスにお任せください。

 ご注意:(子カギの写真は同種類のイメージ画像です)